うまい飯を食べる

Life Lessons

金曜日の夜、目の前の料理を口に運ぶ。 今週はやりきった、そう心から思えるときの飯は、驚くほど美味い。 五臓六腑にしみ渡るようなその美味さは、ただお腹が空いているからだけではない。自分の限界まで頭を悩ませ、手を動かし、本気で時間を駆け抜けたという手応えが、最高の調味料になっているのだと思う。 そんな週末に迎える遊びの時間もまた、格別に愛おしく、楽しい。

一方で、どこか不完全燃焼のまま一週間を終えてしまうこともある。 自分の中に甘えが出てしまったとき。 ここ一番の踏ん張りどころで、どこか他人の力に頼ってしまったとき。 そんな金曜日の夜の飯は、不思議なほど美味しくない。 使われている食材も、味付けも、いつもと同じはずなのに、なぜか味気なく感じてしまう。 胃袋は満たされても、心が満たされていないのだ。

結局のところ、日常のすべての彩りを決めているのは、自分自身の「向き合い方」なのだと思う。 楽をしようとすれば、その瞬間は心地よくても、後からやってくる喜びまで薄味になってしまう。 真の充実感は、本気で向き合ったプロセスの先にしか用意されていない。

言い訳をせず、泥臭くても、まずは目の前のことに本気で取り組むこと。 次に迎える週末、心から「美味い」と言える飯を食べるために。 私はこれからも、あらゆることに本気で、実直に向き合っていきたい。

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